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小山芳元通信2010年04月07日

こんにちは!新潟県議会議員小山芳元です。ホームページは都合により更新できなくなったため、ブログ開設で情報発信します。詳細なプロフィールや政治信条などは、ホームページをごらん下さい。
2010/04/07(水)
前代未聞のなり代わり投票
 3月31日の参議院本会議で、自民党の若林正俊元農林水産大臣が、参議院本会議における押しボタン方式で行われる法案採決の10件に対し、隣席で不在の青木幹雄前自民党参議院議員会長の投票ボタンを、本人になり代わって自分と同じ賛否で押し続けたという、前代未聞の事態が発覚し、若林議員は参議院議員を辞職するはめになりました。

 本人は「魔が差した」と言っていますが、青木氏が「別の会合があるから抜けますから」と声をかけて席を立ったということは、代理投票を若林氏に「あんうんの呼吸」で頼んだと言った方が正解ではないのか、今回たまたま発覚したものの、これまでも日常茶番時の出来事だったのではないかと思わざるを得ません。

 国民が選んだ代表者である議員の重い一票を、代理で行使したことは有権者に対する背信行為であり、かつ、議会制民主主義の根幹を揺るがす汚点であり、当時者の責任は極めて重く議員辞職は当然であります。


本来の問題点はここに
 しかし、この発覚した「なり代わり投票」問題を、マスコミ各社は一斉に取り上げましたが、その報道に私は何か欠けているのではないかと疑問を持ちました。
 それは、賛否を決する重要な本会議場に、青木氏がいないということであります。議員が議場に入り議席にある名札を立てると自動的に出席となり、後は名札を立てたままにして席を外しても出席していることになります。
 これを悪用し、何の用事があるのか分かりませんが、本会議出席で自分の態度を表明するという一番重要な任務があるにもかかわらずこれを軽く考え、国民の代表としての責務を放棄しているということであります。
 こんな極めて重要な問題があるにもかかわらず、どこのマスコミもこのことを取り上げていませんでした。与野党問わず日常茶番時の議場風景であるから、あえてマスコミも問題視していないのかも知れませんが、国民には納得しがたいものであります。

国会議事堂ー2

県議会の実態も問題あり
 そこで県議会はどうか振り返ってみます。
 国会と同様に最初は議場に入り名札を立てるものの、緊急な用事やトイレなどは別として、途中で抜け出してしばらく議場に来ないよいう光景は多々あり、国会議員を批判できない状況にあると言えます。(どこの会派とは言いませんが)
 またこのことは、本会議場に限らず委員会でも同様であり、抜けていない時に出された質問を、戻って同じ質問を行う光景もしばしばあり、途中不在が多い県議には猛省を促すものであります。

 しかし、国会での今回の事態と違って、県議会は採決時には出席議員が全員揃っているのが実態であり、それなりに一票の重さという責務を感じているものと判断します。
 ぜひ一度県議会を傍聴して戴き、自分が選んだ議員がどのように負託に応えているのか、自分の目で確かめて戴きたいと思います。

県議会棟全景

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