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小山芳元通信2010年04月21日

こんにちは!新潟県議会議員小山芳元です。ホームページは都合により更新できなくなったため、ブログ開設で情報発信します。詳細なプロフィールや政治信条などは、ホームページをごらん下さい。
2010/04/21(水)
基地のない平和な沖縄(日本・世界)を!

基地・平和問題研修視察報告 【その1】

 民主党鳩山政権は、普天間基地移設問題で国民との約束を守れず迷走を極めていますが、この日米安保や基地問題は沖縄県だけの問題ではなく、日本全体の問題であります。
 このため、基地のない平和な沖縄を守るために現地で頑張っている、沖縄県民の声を直接肌で聞くと同時に激励するため、あわせて、私たちの周りにはいつでも戦争ができる準備が着々と進められている現状を直視し、地域から平和問題を真剣に見つめ直さなければならない必要性があることから、総勢24名の「基地・平和問題研修視察団」を組織し、4月17(土)から19日(月)の3日間、団長として研修視察を挙行してきました。
 多くのことを見聞し学んできましたので、何回かに分けて紹介します。

辺野古嘉手納 003
基地で汚してはならないエメラルドグリーンの辺野古の海

1.辺野古研修視察と住民集会 
 自民党政権時代に、2014年までに普天間基地を辺野古に移転する方針が示されて以来、現地で反対の抗議行動を続けている「ヘリ基地反対協議会代表委員・名護市平和委員会会長・大西照雄氏」ほか、地域住民との意見交換を行い、陣中見舞いを持って激励し、住民と一緒に辺野古移設反対集会に加わってきました。

【現地住民の声】
◆他県の皆さんも、自分たちの所に基地をつくるのは反対でしょう。何でただでさえ小さい沖縄に基地をつくろうとするのか。反対するのは沖縄住民だけでよいのか。
◆基地建設予定地は3分の2が海であるが、沖縄県民にとって海はジュゴンの餌となる藻場が広がっている宝物なのである。
◆名護市では「大事なことは市民で決めよう」と立ち上がり、市民投票で「基地ノー」の意思表示をしたのに、自民党政権時も、期待した民主党政権でも、この民意が無視されている。
◆アメリカが仕掛ける戦争は、すべてこのキャンプ・シュワブから戦闘機が飛び立っており、極めて遺憾かつ許せないことである。
◆政府は県民の声を聞くとして県外などと言っているが、迷走しているふりをしているだけであり、結局は沖縄が犠牲になるだけである。
◆私たちは命を守る闘いとして、海上基地建設阻止運動を8年(2639日)、座り込みを6年前の4月19日から2190日続けており、あさってには7年目となる。
◆環境アセスメントの面からも、辺野古は基地移設地として成りえない。

辺野古嘉手納 001
7年間、基地移設反対の座り込み行動を続けている名護市平和委員会会長・大西照雄氏

【研修結果考察】
★辺野古の海はエメラルドグリーンで美しく、真に沖縄の宝物であり、基地で汚してはならないと痛切に感じました。
★基地問題は沖縄だけの問題でなく日本全体の問題であるのに、沖縄県民だけが苦しんでいることを改めて実感しました。
★住民は沖縄から基地が撤去されれば良いという姿勢になく、日本全土からの引き上げを訴えていることに共鳴し、このことをもっと日本国民全体で考える必要があります。
★自民党政権時代における、2014年までに辺野古移転を完成させるとした日米合意は、すでに破たんしている実態と言っても過言ではなく、単に基地問題としてでなく、根本的な安保改定の問題として真剣に考える必要があります。
★7年も座り込みを続けるなど、命をかけて闘っている地域住民運動の強さを肌で感じ、その強さが大きく現実を動かしていることを改めて実感しました。

辺野古嘉手納 002
住民集会後の団結小屋の抗議看板の前で

2.嘉手納基地研修視察
 日曜であったため基地も休みであり、戦闘機の飛び交う状況はあまりありませんでしたが、「かてな道の駅」の展望台から嘉手納基地全体を見わたしながら、「沖縄平和センター事務局長・山城博治氏」「自治労沖縄県本部組織局長・大城悟氏」による現地説明と質疑応答を行いました。

【現地説明】
◆東京ドームの16倍の面積で、約4キロの滑走路2本を持つ嘉手納基地は、極東最大の軍事基地となっている。
◆表面化している基地のほかに、基地周辺の森林の地下には無数の弾薬庫基地がつくられており、その実態は一部の幹部にしか知らされていない。
◆基地の隣接地には、1万人以上の米国人が暮らしているアメリカ街があり、すべて日本の税金である「思いやり予算」で賄われている。
◆米軍は沖縄から出ていく気などさらさらない。
◆嘉手納基地は人を殺す訓練施設であることから、人間の心をいやす花は一切植えてなく、住宅街にも花を植えると罰せられる。それだけ人殺しに向けた士気を高めての訓練が徹底している。
◆パイロットの訓練施設であることから、たびたび墜落事故などが起こっている。

辺野古嘉手納 004
極東最大の軍事基地「嘉手納」、奥は隣接するアメリカ街


【研修結果考察】
★沖縄には37の米軍基地や施設があり、面積約23,728ヘクタールは沖縄本島の約18.8%、日本の0.6%と、沖縄に在日米軍基地の75%が押し付けられている実態でも分かるように、沖縄では今まだ戦争は終わっていないことを実感してきました。
★戦後、ドイツや韓国では、米軍への「思いやり予算」が見直しされてきているのに、日本は65年経った現在も、「思いやり予算」「日米地位協定」など理不尽な実態が解消されていないことは、独立国家としての日本の姿勢が問われていると考えます。

辺野古嘉手納 005
森の地下には無数の秘密弾薬庫の基地が
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