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小山芳元通信2010年04月22日

こんにちは!新潟県議会議員小山芳元です。ホームページは都合により更新できなくなったため、ブログ開設で情報発信します。詳細なプロフィールや政治信条などは、ホームページをごらん下さい。
2010/04/22(木)
日本軍は住民を守らなかった!

基地・平和問題研修視察 【その2】

 先日のブログ、基地・平和問題研修視察「その1」では、辺野古の実態と嘉手納基地を報告しました。
 今回「その2」として普天間基地とアブチラガマの研修視察内容を報告します。


3.嘉数高台・普天間基地研修視察
 自治労沖縄県本部組織局長・大城悟氏、およびボランティアによる現地説明と質疑応答を行いました。

【現地説明】
◆宜野湾市の面積に占める米軍基地の割合は32.7%であり、補助金で市財政が恩恵を受けているとよく言われるが、市税が約83億円ある中、基地に対する補助金は約5億円、迷惑料はたかが知れている。
◆普天間基地は住宅地のど真ん中にあり、飛行回数の増加により市民の騒音被害と住宅地への墜落の危険が指摘され続けてきている。
◆現に2004年8月13日に沖縄国際大学の本館ビルに大型ヘリが墜落炎上する大事故があり、その処理には日本の税金が充てられている。
◆沖縄返還から37年で16件の墜落事故が発生しており、住民としてこの危険性は絶対に放置できない。
普天間アブチラガマ 001
危険と隣り合わせ・住宅街のど真ん中に普天間基地

【研修結果考察】
★市行政の政府への要請行動、市長が訪米しての直接要請行動、シンポジウムの開催など県民世論の喚起や、基地包囲行動など市民を挙げた取り組みの成果が、2014年までに基地移設への日米合意を作り上げたと実感しました。
★住宅密集地の中に普天間基地が存在しており、住民は危険と隣り合わせにある実態を真に目の当たりにして、住民不安は尽きないことを肌で実感しました。
★沖縄国際大学への大型ヘリ墜落に関する費用も、すべて日本の税金で対応されているとのことであり、日米地位協定の理不尽さに怒りを覚えるものであります。

普天間アブチラガマ 002
現地ボランティアによる住民の声を聞く

4.糸数アブチラガマ研修視察
 自治労沖縄県本部執行委員・浦添市職労組書記長・喜名孝氏、自治労沖縄県本部組織局長・大城悟氏による現地説明と質疑応答を行いました。

【現地説明】
◆アブチラガマは、南城市糸数にある自然洞窟(ガマ)であり、それを日本軍陣地や野戦病院にしたものである。
◆米軍の圧倒的な戦力により、日本軍が追い込まれ戦場が南下するにつれ、600人以上の負傷兵を含めた生き残りの日本兵、住民がひしめきあう雑居壕となり、シラミやウジが湧いている状態であった。
◆全長270mの鍾乳洞ガマ内では、奥は日本軍陣地、入口は住民と分けられていた。
◆奥の天井は鍾乳洞そのままの乳白色であるが、入口が黒色となっている。これは米軍による爆弾や火炎放射器などの攻撃にさらされ変色したものであり、戦争のすざましさの生々しい痕として今も当時の状況が残されている。
◆沖縄戦とは太平洋戦争の最終段階の戦いであり、日本軍の組織的な戦争終了後も沖縄では知らされず、1945年3月下旬から7月までの90日間戦闘が続いた。
◆この90日間で日本兵6万6千人、米兵1万2千人、一般住民9万4千人が亡くなり、沖縄人口約50万人の県民4人に1人が亡くなった。


【研修結果考察】
★戦争終結後も何故90日も沖縄で戦闘が続けられたのか、沖縄のことを無視して日本軍が自らの保身に走った実態であることを学びました。
★ガマの入り口に住民を置き、奥の安全な所が日本兵陣地だったことから見ても、軍隊は決して住民を守らなかったことを証明しているものであり、常に戦争の犠牲者は一般住民であることを痛感しました。
普天間アブチラガマ 003
アブチラガマの入り口で説明する浦添市職労組書記長・喜名孝氏


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