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小山芳元通信2010年07月14日

こんにちは!新潟県議会議員小山芳元です。ホームページは都合により更新できなくなったため、ブログ開設で情報発信します。詳細なプロフィールや政治信条などは、ホームページをごらん下さい。
2010/07/14(水)
「近藤さん」の無所属出馬の検証
 参院選が終わりました。私が一生懸命に頑張った近藤正道さんの再選は果たせず、極めて残念であります。
 近藤さんの党公認を残し無所属で出馬したことが、果たして本当に良かったのか検証総括が必要であります。
 社民党が連立政権を離脱したことで近藤さんは、連立で仕掛けてきた仕事の積み残しを何とか実現したいとの思い、連立政権を支持する有権者からの支援が受けられるよう幅広い陣立てで臨みたいとのことから、無所属出馬の意向を示しました。
 私は、近藤さんには、社民党県連代表まで務め、参議院議員6年も任を担って来られた立場として、選挙区での立候補が比例区社民党の票を伸ばす運動でもあることなど、たとえ苦しくても社民党で頑張ってほしいと主張しましたが、大勢が無所属出馬やむなしとなり、選挙戦に突入しました。
 選挙結果は善戦及ばず落選となり、近藤さんは「すべて自分の力不足、政界から身を引き一弁護士として活動したい」との言葉で締めくくり、近藤さんの長年にわたる政治活動は幕を下ろすことになりました。
 近藤さんの得票200,182票について、マスコミの分析では、社民党支持層からは75%、民主党支持層からは18%、無党派層からは23%の支持となったとのことであります。
 本来、社民党支持層からは100%近い支持を受けなければならないのがそうならず、また、民主党支持層からは期待したほどの支持が得られず、加えて、無党派層への浸透も当選した2氏に比べて劣っていたのが実態であります。
 こうしたことを考えますと、無所属での出馬は、社民党の固定票を大きく超える20万票を獲得したことで功を奏したと思いますが、近藤さんの党の顔としてのキャラクターを売り出せなかったことのほうが、結果的に与えた影響が大きかったのではないかと考えます。

 いずれにしても、政治家としてあれだけの力量と能力のある近藤さんが落選したことは大きな損失であると考えますし、全国的に見て実力が定かでなく、所属する政党や名前だけが先行して当選する現在の選挙システムには、問題が多すぎると思います。
 近藤さんには大変ご苦労様でしたと労うと共に、ご支援を戴いた皆様には感謝をしたいと思います。


民主党の惨敗の背景は
 民主党は、鳩山政権から菅政権に交代したことで内閣支持率がV字回復しましたが、菅総理は参院選の目標を改選数の54議席と低く設定しました。
 選挙結果は目標よりも10議席少ない44議席に止まり、国会は再び逆のねじれ現象となり、衆議院で与党が3分の2でないことから予算案以外は法案が通らず、政権運営は苦難の環境下となりました。
 何故、民主党が惨敗したか、それは菅総理が消費税の10%アップを突如口に出したことによることは、明白であります。
 しかし私が感じたことは、何故、菅総理が消費税を口に出したかということであります。
 菅総理は、これまでの総理大臣が1年交代を繰り返し、同じ民主党の鳩山総理も同じ轍を踏んだことから、「俺はそうはならない。俺は長期政権を築く。俺には自信がある」との思いで、消費税を避けて通る必要がないとの自信過剰、思い上がりがあったのではないのか、私には菅総理の言動からそうしたをものを強く感じるところであり、ここに大きな落とし穴があったと思います。
 もう一つは、やはり民主党政権の不安定さ、約束不履行にも関わらず、マニフェストは生き物だなどとした姿勢が大きく響いているのではないかと思います。子ども手当や高校無償化、それにコメの戸別所得補償制度など、素晴らしい政策をスタートさせたにも関わらず、それ以上に財源に裏付けされた公約でないことに、国民の不信が募ったものと考えます。


ねじれ国会はより良い方向か
 自民党政権時代もそうでありましたが、政権交代を果たした民主党政権でも、これまでの国会運営を見ますと、十分な論議がなされない中で党利党略が先に走り、数の力で強行採決を繰り返す姿勢が多くみられました。
 そういう面からすると、ねじれ国会は話し合いがなければ進展しないことになり、時間はかかるもののこれが本来の民主主義の姿であると考えますと、私は今回の選挙結果は国民にとって良い方向であると考えます。
 いずれにしましても、消費税アップや普天間基地の辺野古移設など国の骨格となる政策に対し、民主党と自民党の違いが分からなくなってきた今日、大政翼賛的に二大政党間で物事が進められていく危険性は大きくなることが懸念されます。
 こうした二大政党のの行き過ぎに歯止めをかけるには、健全な第3極が必要であり、ねじれ国会には欠かせない重要な存在であることを国民に訴え、社民党がその重要な一翼を担わなければならないと考えます。

 
 
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