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小山芳元通信2010年07月23日

こんにちは!新潟県議会議員小山芳元です。ホームページは都合により更新できなくなったため、ブログ開設で情報発信します。詳細なプロフィールや政治信条などは、ホームページをごらん下さい。
2010/07/23(金)
どんどんと似通っていく二大政党
 沖縄の普天間基地をめぐって、民主党は「国外、少なくとも県外」を明言しながら迷走を極め、結局、移設先は自民党が日米合意した辺野古に戻る結果となってしまったこと、消費税を巡り菅総理が自民党の10%アップも参考にすると明言し、おんぶに抱っこの姿勢を見せたことなどを例にとり、私は、これまでも何度か民主党と自民党は違いが分からなくなって、総保守化になっていく懸念を発信してきました。

国家戦略構想も棚上げ?
 先の衆院選で民主党は、「脱官僚・政治主導」をマニフェストに掲げ、政権交代を果たしましたが、その自民党政治との違いを強調するための金看板として「国家戦略局」を立ち上げて今日まできました。
 しかし、国民には、「国家戦略局」の具体的な活動がさっぱり見えない状況にあったものの、この「国家戦略局」こそ、自民党時代の官僚主導を打破するための重要な役目であるとの共通した認識できました。
 今回の参院選の敗北を受け、「国家戦略局」構想の法整備の見通した立たないことから断念し、官房長官と財務大臣、政調会長に新年度予算の取りまとめをさせるとのことであり、このことは財務省や経済産業省に実質的に頼らざるを得ない状況に戻ったものといえます。
 民主党の基本的な政権運営の柱であったはずの政策が、簡単に撤回されてしまう現実、これでは何のための政権交代だったのかと、糾弾されてもやむを得ないものと思います。


ソマリア沖注油活動も一転容認
 民主党は、野党時代に海賊対処法やインド洋での給油活動に対して、自衛隊を派遣するには国会の事前承認が必要として反対をしていました。
 しかし、民主党は今回、アフリカ東部ソマリア沖での海賊対策に当たる、各国艦船への給油活動を認める新法を、自民党の賛同を得て国会で可決すべく取り組みを進めています。
 野党時代とは明らかに一転させた方針であり、一貫性のない方針転換は、ここでも民主党と自民党との違いをわからなくさせ、対立軸の見えない二大政党の実態を露呈しています。

 

政界接待攻勢・民主にも!
 また、生命保険会社が、保険金の不払い問題が発覚した後の2006年から2010年に、自民党、民主党の国会議員計62人に、飲食接待を約650万円、パーティ券の購入を計1千万円以上使い、国会での質疑時間の短縮を求めるなど、行政処分に有利な取扱いを求めていたことが明らかになりました。
 さらに、4生命保険会社は、先の総選挙において、自民党、民主党など66人の議員に対し、後援者集めや選挙の集会動員などに精力的な支援を行っていたとのことも明るみになっています。
 これでは、まるでかっての自民党政治時代の金権腐敗の政治構造と同じことが、民主党政権でも変わらず行われていたことになります。


健全な対立軸が必要
 このように対立軸の見えない二大政党時代、国民の人気取り、選挙を前提にした政策は、どんどん似通ってくるのは必至であります。
 加えて政権党に降りかかる金権の甘い汁をはねつけることなく受け入れてしまう体質は、利益誘導型政治に向かっていくことが十分に想定されるものであります。
 こうした保守二大政党時代、平和や憲法改正など、政党間にとって明確な対立軸となる課題についても、対立軸とすることなく似通ってどんどんと進んでしまうことは、極めて危険なものと言わざるを得ません。
 イデオロギー対立とまではいかなくても、憲法改正に歯止めをかける、ふくれ上がる原子力政策に歯止めをかける、こうした責任を持つ第3極としての健全な政党勢力が必要であります。


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