FC2ブログ

小山芳元通信2010年09月18日

こんにちは!新潟県議会議員小山芳元です。ホームページは都合により更新できなくなったため、ブログ開設で情報発信します。詳細なプロフィールや政治信条などは、ホームページをごらん下さい。
2010/09/18(土)
7号機・通常の2100倍の漏れ
 16日、柏崎刈羽原発7号機で、放射能漏えい値が通常の2100倍も上昇する事態が生じました。東電は燃料棒に穴が開いた可能性が高いとして、運転を停止することなく検査を行うということであります。
 昨年7月にも7号機で同様の漏れが起きており、その時は泉田知事も運転停止を求めていますが、今回は「早急に原因の特定を求める」として不快感をあらわにしているものの、運転停止を求めることはしません。
 昨年、そして今回と放射能が漏えいした事態は非常に重要な問題であり、中越沖地震の影響があるのではないかと思われます。
 ここは、県が毅然とした態度で運転停止、徹底した調査を求めるべきであります。


次々と運転再開される原発各号機
 2007年の中越沖地震で、柏崎刈羽原発が被災、全号機運転停止を余儀なくされましたが、その後、7、6号機と順次営業運転が行われ、8月4日に1号機も営業運転がされました。
 しかしながら、7、6号機の時に実施した原子力安全・保安院の「中央制御室への検査官の24時間常駐体制」が昼の検査体制にとどめられ、また、県と柏崎市、刈羽村の3者会談で行った最終試験である「総合負荷性能試験」もなされず、営業運転前の「了承手続き」もない中での営業運転となりました。
 泉田知事は、記者会見で「営業運転に入ろうが入るまいが、問題があれば停止要請を出すことから、あらためてお墨付きを与えることは不適切」との見解を述べ、さらに「安全性を含めて一部市民から懸念出ている中で、状況が変わらないのに改めて『安全だ』とするのは適切でない」との姿勢でありますが、これは問題ではないかと考えます。
 少なくとも、住民が懸念する事項については、県技術委員会に再確認を行って了承するのが、県民の安全を守る責任者として取るべき対応であり姿勢ではないのかと考えます。

火災海上保安庁提供
   中越沖地震で被災した原発

検査体制の簡素化・緊張感の欠如
 現在、大湊側で一番強い揺れを受けた5号機も、8月30日に原子力安全・保安院が起動試験入りを認めており、今後、復旧中の残りの3基も逐次運転再開となっていくわけであります。
 しかし、7、6号機のときあれだけ慎重姿勢で臨んだのが、「同意は起動試験を認めた時点でしている」として段々と簡略化されてきていることは極めて遺憾であり、県民の安全を守る立場の姿勢としてに大きな問題であると考えます。
 今後において、たとえ問題なしとの報告があったとしても、了承手続きを簡略化せず、 住民説明会と起動試験に入る段階での自治体の了解、営業運転前の「総合負荷性能試験」と地元了解と、少なくともしっかりとした手続きのルール化が必要であります。

 
住民代表も加えての論議を
 知事は、中越沖地震で原発全号機が停止したことを受け、原発に慎重な考えの専門家も交えた県技術委員会を立ち上げて、県として安全の確認を行うシステムを作ってきたことは大きく評価しているところであります。
 しかしながら、今日までの国の動きを見ていると、今後において地元の判断は必要なしとの圧力が一段と強まってきている感があります。
 そうした情勢下を踏まえると、手続きの簡略化でなく、逆に常に住民とコンセンサスを得る中で、安全には一段と慎重に対応する県の姿勢をしっかり打ち出していく必要があります。
 そのためにも県技術委員会は、東電の検査結果や原子力安全・保安院の検査結果に対する審議に加え、住民との論議も重要な任務と位置付け、住民の代表も県技術委員会のメンバーに加え、徹底した安全論議のための取組みを行っていく必要があると考えます。

原発福島党首と
  被災した原発の調査団の結成
スポンサーサイト



 | Copyright © 小山芳元通信 All rights reserved. | 

 / Template by パソコン 初心者ガイド