2010/10/29(金)
マニフェスト違反、時代に逆行
民主党が企業・団体献金を受け入れる方針を打ち出しました。受け入れ再開を決めたのは、党内から「個人献金が思うように集まらず、政治活動に支障が出る」「放っておけば自民党に持っていかれるだけ」との声が上がったためとのことであります。
このニュースを聞いたとき、「あれっ、民主党の昨年の衆議院選のマニフェストは、政治資金規正法を改正し、企業・団体からの献金を全面禁止するでなかったのか」と思い、唖然とさせられました。
ときはあたかも、小沢一郎前民主党幹事長が「政治とカネ」の問題で起訴となり、国会での説明をめぐって出席するか否かでもめており、場合によっては補正予算も通らず国会が空転しかねないときであります。
さらには、そうした「政治とカネ」が争点で行われた衆院北海道5区補選で、民主党が敗北したばかりでもあります。
それにも関わらず企業・団体からの献金受け入れ表明は、国民に背を向けるまったく時代に逆行したものであり、これでは政治不信が一層増長されるものであります。
正に対立軸が見えない保守二大政党
これに対し自民党など野党は一斉に批判をしていますが、特に自民党はこれまでの長い間、ロッキード事件をはじめとする数々の金権腐敗の政治事件を繰り返しており、、批判する資格はありません。
それにしても私は、消費税10%アップや、普天間基地問題で辺野古に決めるなど、かねがね民主党と自民党の違いが分からなくなってきていると指摘してきましたが、今回の企業・団体献金の受け入れで、ますます対立軸が見えなくなり、これでは正に保守二大政党のどっちもどっちと言わざるを得ない政治状況であります。
民主党が企業・団体献金を受け入れる方針を打ち出しました。受け入れ再開を決めたのは、党内から「個人献金が思うように集まらず、政治活動に支障が出る」「放っておけば自民党に持っていかれるだけ」との声が上がったためとのことであります。
このニュースを聞いたとき、「あれっ、民主党の昨年の衆議院選のマニフェストは、政治資金規正法を改正し、企業・団体からの献金を全面禁止するでなかったのか」と思い、唖然とさせられました。
ときはあたかも、小沢一郎前民主党幹事長が「政治とカネ」の問題で起訴となり、国会での説明をめぐって出席するか否かでもめており、場合によっては補正予算も通らず国会が空転しかねないときであります。
さらには、そうした「政治とカネ」が争点で行われた衆院北海道5区補選で、民主党が敗北したばかりでもあります。
それにも関わらず企業・団体からの献金受け入れ表明は、国民に背を向けるまったく時代に逆行したものであり、これでは政治不信が一層増長されるものであります。
正に対立軸が見えない保守二大政党
これに対し自民党など野党は一斉に批判をしていますが、特に自民党はこれまでの長い間、ロッキード事件をはじめとする数々の金権腐敗の政治事件を繰り返しており、、批判する資格はありません。
それにしても私は、消費税10%アップや、普天間基地問題で辺野古に決めるなど、かねがね民主党と自民党の違いが分からなくなってきていると指摘してきましたが、今回の企業・団体献金の受け入れで、ますます対立軸が見えなくなり、これでは正に保守二大政党のどっちもどっちと言わざるを得ない政治状況であります。
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