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小山芳元通信2010年11月

こんにちは!新潟県議会議員小山芳元です。ホームページは都合により更新できなくなったため、ブログ開設で情報発信します。詳細なプロフィールや政治信条などは、ホームページをごらん下さい。
2010/11/28(日)
過剰に演出された人気取り政策
 民主党政権になって脚光を浴びた「事業仕分け」、政権交代の成果と大きく国民の目に写りました。
 過剰なまでに演出された蓮ホウ議員をはじめとする仕分け人の、ズバズバとものを言い事業を切り捨てる様相は、人気政策としてテレビの視聴率を上げ、政権支持率上昇に大きく貢献してきたのは事実であります。
 しかし、この先も民主党が政権支持率低下の対策として、「事業仕分け」で政権浮揚を図ろうとするシナリオを描き、「事業仕分け」を「伝家の宝刀」として考えているのなら、今回の第3弾の実態を見た限りでは限界があるのではないかと思います。


掘り起こしても出なかった埋蔵金
 今回、「事業仕分け」の第3弾が終了しましたが、政権交代直後の「事業仕分け」に比べ、新鮮味がほとんどなくなってきていると、多くの国民は感じているのではないかと思います。
 当初、民主党は、何兆円もの埋蔵金を発掘すると豪語し、それを見越して財源が16.8兆円にも上るたくさんの目玉マニフェストを衆院選で掲げて勝利し、政権交代に成功しました。
 しかしながら、実際には今回の仕分けを含め、これまでの「事業仕分け」で経費削減できたのは、わずか1.3兆円と思ったよりの埋蔵金発掘とならず、政策財源を捻出する手法としては限界が露呈し、結果して民主党の約束したことが守られない公約違反につながっているということであります。


自民党族議員と変わらない実態
 なおかつ、今回の第3弾では、仕分けしたものが名前を変えて復活したりするなど、せっかくの仕分けも拘束力がないことから再仕分けを余儀なくされ、仕分け事業そのものの有効性に疑問が投げかけられています。
 加えて、これまでの仕分けは、自民党時代の財政措置や政策を対象にしていたから、それなりの効果も出ましたが、今回は、民主党政権で予算化したものを民主党の仕分け人が仕分けする形になっています。
 その結果、仕分けされた事業をめぐって政務三役を初めとする民主党の議員が、仕分けを阻止しようと壁になって反対している実態は、まったく「事業仕分け」の趣旨に矛盾しており、これでは自民党時代の族議員とのやりとりと一緒であり、一体何をやっているんだと国民の目には写ります。


しっかりした政策論議が必要
 民主党政権の中で「どのような日本を創るために、どのような福祉社会を創るために、どう重点配分するか」など、しっかりとした優先順位をつけた政策論議を行って予算編成を行い、それに官僚を従わせることをしていれば、自ら編成した予算を自ら仕分けをするという必要がないわけであります。
 逆に、この「事業仕分け」で多額の財政支出を伴っていることからすれば、「事業仕分け」そのものを仕分けしろと言いたくなるのではないかと思います。


本来、もっと仕分けが必要な事業がある
 更に、アメリカに対する「思いやり予算」(米軍基地内のゴルフ場運営費も思いやり予算に含まれてるなど)や、国会議員の既得権や歳費削減など、仕分けするにハードルが高いもや、身に降りかかるものは一切仕分けの対象にしないで、弱いところをガンガンいじめる状況は、本来の趣旨に程遠いのではないかと思います。


 
 
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