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小山芳元通信2010年11月08日

こんにちは!新潟県議会議員小山芳元です。ホームページは都合により更新できなくなったため、ブログ開設で情報発信します。詳細なプロフィールや政治信条などは、ホームページをごらん下さい。
2010/11/08(月)
先行き危ぶまれる儀明川ダム
 国のダム事業の見直しにより、県内の補助ダム事業が検証の対象となり、流れに沿って儀明川ダムも見直しの対象になりかねない懸念があることから、平成22年9月県議会の常任委員会において、儀明川ダムの必要性、地域住民の声をどう反映させるのかなど、『ダム事業問題』を集中的に質疑しました。

小山】 本体工事の契約が行われていないダム事業はすべて検証の対象になり、本県では儀明川ダムも含め4補助ダム事業が対象となっている。ダム事業の検証については、国が県に強制する権限はないと判断するが見解を伺う。

【河川整備課長】 本県のダム事業は、国の補助金を前提に実施してきたものであることから、国の要請により検証を行うものでありやむを得ない。

【小山】 儀明川ダムなこれまで必要であるからこそ、地域では大変な苦労をして、県と一体となって進めてきた。こうした必要であるとする県の主体的な姿勢が前提になければ、ダム事業の見直しという全国的な流れに乗って、地域住民が求めていることと違う方向へ流されて云ってしまう懸念が十分にある。
 基本的に県の考え方、主体的姿勢が最初にあって、それを踏まえて検証検討委員会に諮問する必要があると考えるが見解を伺う。


【土木部長】 国では、県の見解、土木部の判断を尊重するとしていることは承知しているが、ダムは完全に完成するまで全く投資効果は表れないことなど、一般の河川改修などとの大きな違いがある。
 現在、本県が抱えている7ダムの残事業費を、平成22年度予算で割り返すと30年かかることになり、完成までの30年間も治水対策を待つのか、少しでも改修効果が表れた方がいいのではないかなど、様々な考え方もある。
 今回の検証については、ダムが必要かどうかということの検証ではなく、今まで県が推進の立場でありながら予断を持たずに、今の時代にあった治水対策はどうあるべきか、何を選択すべきか、ということの判断を検証検討委員会に諮問していると理解している。

流雪溝
雪国特有の流雪溝による徐雪

【小山】 儀明川ダムは1987年に事業採択されて、2008年までに用地買収をほぼ終えたわけであるが、本体工事が未着工で20年が経過し現在に至っている。
 今回の国の方針から行くと、検証結果で見直しの対象とされて、計画そのものが白紙になりかねない懸念が強い状況にあるが、儀明川ダムは、洪水を防ぐという治水対策のほかに、農業用水や上水道用の利水対策、あるいは雪国特有の流雪溝用対策など、地域にとって欠かせない必要不可欠な事業である。
 この先、当然、流域懇談会が開催されると、予算の制約はあるものの、治水、利水などのため推進してほしい旨の地域の強い要望が出されるのは必至である。
 県が最初に主体的姿勢を示さずフリーハンドで検証検討委員会に諮問した結果、こうした地域住民の声が受け入れられない提言内容となった場合、どのような対応を図るのか見解を伺う。


【河川整備課長】 今回の検証検討に当たって設置する流域懇談会については、利水者、住民代表、首長、県からなる委員で設置し、加えて委員以外の流域住民からも、発言が可能なオープンな場で意見聴取することで、地域の声を十分に聞き取り、県ダム事業検証検討委員会に意見として報告することとしている。
  同委員会としては、そうした地域住民の声や意見を聞きながら、予断を持たずに検証検討をしていくことになる。


【追記】 
 以上が、県議会での補助ダム事業の検証に対する質疑応答であります。
 地域住民の立場に立って、儀明川ダム継続に向け強く訴えてきたところでありますが、ダム事業そのものの見直しの流れが加速している中、地域住民の声をどのように反映させるかが今後の大きな課題であり、引き続き地域住民の立場に立って努力していきます。
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